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かわしま法務事務所の電磁的事件簿 ~笑う門には福来る~

民事信託に対する地域金融機関の関心の高まりについて

※ 関連記事はこちらです
信託財産の分別管理義務と信託口口座の役割

財産をまもり、次へ安心してつなぐための民事信託を組成し
健全に運用を進めていく中で、金融機関の担う役割は大きいと感じています。

上記のブログの記事でも述べているとおり、信託口口座による
財産を信頼されて託された者(受託者)の固有財産との分別管理はもちろんですが、
アパートやビルなど収益物件を信託財産として管理している場合などは
新築修繕等で受託者に融資が必要となるケースも考えられます。

とはいえ、実際に様々な金融機関とお話をさせていただいているのですが
金融全体のルールや収益モデルの整備が必要であることなど課題は多いこともあって
現状は消極的な回答が多く、民事信託の普及は難しいのか?と思うこともあります。

そんな中、私が以前からお世話になっているとある銀行員さんから
近代セールスの最新号お貸ししますので、是非読んで!」とお声かけいただきました。
(『近代セールス』は毎月2巻発行されている地域金融業界に関する雑誌です)
特集は、民事信託の活用と地域金融機関の役割について。

地域金融機関が「財産管理サービス」の中核的な担い手として
信託という制度をいかに活用するか、それは商事信託だけではなく
民事信託のきめ細やかな対応力を評価し、かつ意識していることを感じました。

着実に、財産管理手法の一つとして民事信託のスキームの成長と
お客様からのニーズを無視できない流れにあります。
その銀行員さんとそんなお話をしていく中で、私は喜びとともに
より健全で正しい民事信託の普及に努めていこうと思いを強くしました。

成年後見制度についても認知度が低かった時点では
なかなか後見人名義の口座開設が難しかったという話を聞いており、
議論や事例が重なる中で後見人名義の口座と同様に扱いが変わるものと期待しています。

着実に士業の民事信託実務のレベルや知識の底上げは進んでいますが、
それ以上に皆様からの関心やニーズの高まりを感じています。
皆様からの思いに応えるために、より良い仕事を追求します。
そして、その輪が地域金融機関へ社会へ広がるように精進してまいります。

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