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かわしま法務事務所の電磁的事件簿 ~笑う門には福来る~

超高齢社会における民事信託の活用に関する講演

昨日は、三重県損害保険代理業協会四日市支部さんの
支部会にお招きいただきまして、 超高齢社会の現状と問題、
民事信託の活用に関する講師を務めてまいりました。場所はMG四日市。

この研修会では、超高齢社会に突入したことで
これから誰しも起こり得る様々なリスクとその対策としての遺言や後見制度、
財産管理契約等の意義に触れながら、テレビや新聞、雑誌などで
しばしば目にするようになった「民事信託」とは一体何なのか、
どのようにお役に立てるスキームなのか、簡単な事例を交えて説明しました。

今回は民事信託を中心に取り上げましたが決して民事信託ありきではなく
あくまで選択肢の一つであり、ご依頼者の方々の思いに沿って一緒に考えて、
その中で遺言や任意後見など様々な制度の特長を踏まえながら
組み合わせて人生を設計していく大切さをお話いたしました。

安心した制度の活用のためには、法律だけではなく、お金や介護など、
様々な専門家が一緒になって力を合わせていく必要があります。
私らしい人生を送り、かつ次の世代へ気持ちよく安心してバトンタッチができる、
そんなお手伝いができたらいいなと思いお話させていただきました。

今回の研修会で参加されている皆様は、四日市市内で
損害保険代理店を営まれている、リスク管理のプロです。
生命保険代理店と兼業されている方も多く、
老いや相続による様々なリスクの所在や対応などへの関心は非常に高いです。

民事信託は名前しか知らなかったけれど、役に立てる場面は間違いなくあり、
機会があれば検討したいという反響が多く、心強かったです。
それとともに、民事信託に限らず、遺言や任意後見など制度として
さまざまなご依頼者の方々のニーズを掴んでいながら充分に活用しきれていない、
専門職からもわかりやすい発信が欲しい、とのご意見も承りました。ごもっともなご指摘です。

リスク予防のための法務は、相談に的確に対応するばかりでなく、
皆様に様々なリスクを先回りして気付いていただけるための発信を
よりわかりやすく続けていくことも、専門職の責務であると考えます。

リスク管理のプロだからこそ安心できる提案を、という思いを感じました。
これからも前向きに、わかりやすく受け止めていただき、つつ
様々な制度を提案、活用していただけるような研修を目指して精進してまいります。

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