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かわしま法務事務所の電磁的事件簿 ~笑う門には福来る~

勤務司法書士という働き方を振り返る・前編

今年度の司法書士試験の合格者の皆さんは
今頃半年余りの研修の日々を慌ただしく過ごしていることでしょう。
その後多くは司法書士登録をして新たなキャリアのスタートを切られます。

私は司法書士登録後勤務司法書士を3年半経験しましたが、
その間に私なりに感じたことを思いつく限り書いてみました。
ですので、司法書士試験合格者向けのお話です。
思った以上に長くなりましたので、2回に分けてアップします。

私は平成24年度の司法書士試験に合格しましたが、研修を終えてからは3年半程度、
名古屋市内の司法書士事務所や司法書士法人に勤務司法書士として働いていました。
私自身は最初の頃は勤務として全うしようと思っていましたが、
途中で事情が変わり、2年半前に開業をして今に至ります。

勤務時代は2つの事務所を経験しましたが、いずれも決済中心の事務所でした。
特に2つ目にお世話になった事務所では商業・法人登記等
ある程度自分の興味のあることについて自由に動くことに
寛容なスタンスでしたので、大変お世話になりました。

独立した今も当時のボスなどとの関係も良好であり、分からないことがあっても
今も気軽に相談できたりして、頼りになる存在です。
ただ、決済事務所は業務が不動産登記の一部に偏りすぎる傾向があり、
幅広く仕事を覚えたいという方には不向きだという意見など批判もあります。

ただ、比較的大規模な事務所は決済事務所としての要素を持っていて、
まず経済的安定を求めたい合格者のニーズは満たしやすいかもしれません。

勤務と開業を比較したときに、面白いなと感じるのは収入です。
勤務時代は繁忙期に早朝から夜遅くまで、ほぼ切れ目なく働いているのに仕事が減らない、
という状況が続いても給料が増えるわけではありませんでした。
ですので新たな仕事の依頼があるのが正直億劫だと感じることもありました。

逆に、仕事が少ない時期であっても一定の給料は保証されていました。
家庭のある新米司法書士には条件次第ではある程度安心感をもって暮らせる環境になるかもしれません。

開業した今は、仕事が増えれば確実に生活のゆとりが増える実感を
直接感じられるようになりましたので、勤務時と比べても仕事へのやりがいは段違いです。
その一方で仕事が少なくなる時期でも、勤務司法書士に決して少なくない
一定額の給料を出し続けるボスの大変さは開業した今はよくわかります。

しかし、かつての私のように生活の安定を求める合格者ばかりではなく、
その目指す仕事や考え方は様々です。続きは次回へ‥‥
(続きは気が向いたときにアップします)

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