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かわしま法務事務所の電磁的事件簿 ~笑う門には福来る~

緊急事態宣言解除後の社会について

新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するために、
先月より全国的に発令されておりました緊急事態宣言。

当事務所でも感染拡大防止に協力すべく行動指針を設定し
出来る限り取り組んでまいりましたが、次第に成果が表れ
先週14日に東海三県をはじめとした39県において解除されました。

毎日のようにニュースになっていた東京都内の新規感染者数の
数字も次第に少なくなり、ここ最近は一桁になることも。
そして今週中には近畿3府県の緊急事態宣言も
解除されるのではないかと言われるまでになってきました。

三重県内では20日以上新型コロナウイルスの新たな感染者が出ておらず、
少しホッとした雰囲気もありますが、ウイルスは県境関係なく
人の往来に合わせて動きますので、それだけでは安心できません。

お隣の愛知県では少なくとも今月の間は県独自の緊急事態宣言を継続して
外出の自粛を呼び掛けており、かつ当面は東海三県の間の往来を
自粛するようにとの呼びかけもなされています。

緊急事態宣言が発令されて感染拡大防止を第一とした社会となってから
はっきりと人々の生活や経済にブレーキがかかりました。
経済におけるダメージはこれからだんだん現れてくるものと思われます。

それだけに、この宣言の解除によっていよいよ普段の日常に戻れる、
マスク着用も気にすることなく自由に動けるようになるのではないかと
期待されている方も決して少なくはないように感じていますし、
これまでの自粛生活を思えばそのように期待するのも無理はないことと考えます。

私自身、この緊急事態宣言の解除後に社会がどのように動き、
どのように動いていけばよいのかずっと考えてきましたが、
解除されたことを素直に受け止めていつも通りの生活に戻ることに躊躇しています。

確かに今は少し社会全体の自粛の効果が表れて
感染拡大が落ち着きつつある雰囲気がありますが、
決してこれで収束するという保証があるわけではなく
また第二波・第三波が起こる可能性も否定できません。

決して特効薬やワクチンが開発され対応ができるようになったわけではない中では
また元の自粛生活に戻ることも想定しなければならないでしょう。

この新型コロナウイルス感染症が拡大する前の状況に戻ることは
まだしばらくはないだろう、明らかな収束が見通せるときが来るまでは
事務所として定めた対応方針を継続させるのが適切と考えました。

個別具体的に今いただいているお話の対応方法についても模索中です。
100%正解の対応はすぐには難しいかもしれませんが、出来る範囲で
皆様の健康と安心に配慮しながら出来ることを検討しています。

実際に日常生活において「三密」を避ける行動パターンが次々提唱され、
最初こそは違和感をもって迎えられたものも含めて一般化しつつあります。

必要でない限りは長時間密集する閉鎖空間を避け、
直接会話するにもマスクなどを着用し、窓口には透明なアクリル板やビニールシートを置き、
仕事も出来る範囲でテレワーク化しオンライン会議等で済ませられるようにしたり、
とこれまでにない行動の変化が求められ、その結果
人と人が直接やり取りをしないように、という志向が強くなっています。

この志向は新型コロナウイルス感染症のリスクを人類の英知で
コントロールできるようになるまでは、もはや止められないものでしょう。

これまで私たちの仕事の中でも、直接の面談を通じてでなければクリアできない、
ご依頼者の方々の思いに沿うことができない、と考えられてきたことが、
否が応でも見直さなければならないものも出てくるのではと感じています。

少なくともオンライン会議等のシステム対応は急務ですし、
今までの当たり前を今の状況下でいかに対応させるか、課題は山積です。

新型コロナウイルスと人類との戦いは続いており、
その間は人と人とが直接会話することが難しい時代が続くでしょう。
そんな中でもこのウイルスのリスクと付き合いながら前に進んでいける
新たな社会の在り方を目指して、順応していくことを考えなければと。

一ヶ月以上のブログ更新で、長々と書いてしまいましたが、
一日でも早く前を向いて進んでいける状況をもう一度、と思っているところです。

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